炭酸水メーカーの選び方!人気の4社の違いを調べてみた

出産予約で支払う「分娩予約金」確定申告(医療費控除)をするタイミングは

こんにちは!

現在、妊娠25週のさおりです。

出産・分娩をする病院に
事前に支払う「分娩予約金」

スポンサーリンク

もちろん医療費なので、
医療費控除の対象…?
しかし、これはあくまで予約金
まだ医療費として使ったわけではないのに
申告できるの?

そんな疑問から、
税務署に事前に問い合わせを行いました。

この記事では、
「分娩予約金」は出産費と共に
出産年の出費として確定申告するべきか?
それとも予約をした年の医療費になるのか?
確定申告(医療費控除)をするタイミングについて解説します。

分娩予約金を支払う年と
実際に出産する年が異なる妊婦の方に、
ぜひ参考にして頂ければと思います。

出産予約の際に必要な「分娩予約金」

妊娠発覚後、
1番に考えるのが、
お産をする場所。

出産をする為には、
どこかの産院へ
分娩の予約をする必要があります。

また、分娩の予約に際して、
「予約金」の支払いを求める病院は多く、
金額は、産院によって異なる額。

定められた期日までに予約金を支払い、
分娩の申し込み書や同意書を提出することで、
分娩予約は完了します。

私の場合、
比較的大きな総合病院で、
妊娠16週までに予約金10万円(現金)と
申込書や同意書の提出が必要と言われ…

11週頃に分娩予約を済ませました。

大体、10週代には、
分娩予約(予約金の支払い)が必要な産院が多い為…

予約金を支払った年の翌年、
実際に出産となる方が多いと思います。
(2019年秋ごろ分娩予約、2020年春に出産など)

スポンサーリンク

確定申告(医療費控除)をするタイミング

「分娩予約金」は、
支払った年の医療費にするのか、
実際に出産した年の医療費と考えるのか…

税務署に問い合わせをしたところ、
分娩の予約金はあくまで預け金の為、
出産した年に出産費とまとめて、
実際にかかった金額が10万円を超えた場合、
医療費控除のための確定申告をするようにとの返答でした。

病院に支払いをしたからと言って、
実際に医療費としてまだ使っていないお金を
医療費控除のための確定申告は出来ないということですね。

以下で、
出産年に医療費控除のための確定申告が出来る場合、
出来ない場合の例についてそれぞれ解説します。

例1:出産予約金10万円、入院・出産費用は合計60万円だった場合

60万円-10万円は=50万円
50万円-出産一時金42万円=8万円
出産後、退院時に支払う金額は8万円ですが…

事前に支払った10万円が使われての金額なので、
この出産にかかった金額は総額18万円。

→医療費が10万円を超える為、
翌年2月~3月に医療費控除のための確定申告が可能

例2:出産予約金5万円、入院・出産費用は合計50万円だった場合

50万円-5万円=45万円
45万円-出産一時金42万円=3万円
出産後、退院時に支払う金額は3万円ですが…

事前に支払った5万円が使われての金額なので、
この出産にかかった金額は総額8万円。

→この出産での医療費だけでは、
医療費控除のための確定申告は出来ませんが…

もしも他の家族の医療費や
妊婦健診の追加費用などと合わせて、
1年の医療費の総額が10万円を超えた場合は、
翌年2月~3月に医療費控除のための確定申告が可能。

1年の医療費の総額が
10万円を超えなかった場合は、
医療費控除は受けられません。

分からないことがあれば税務署へ問い合わせが確実!

今回、私が問い合わせた税務署では、
「分娩予約金」は
実際に出産した年の医療費として、
確定申告(医療費控除)するようにとの返答でしたが…

念のため、
ご自身がお住まいの税務署に
電話で確認しておくと間違いはないかと思います。

また、「分娩予約金」を支払った後、
自己都合でその病院で分娩しないことを決め、
予約金も返ってこなかった…など、
イレギュラーなケースについては、
税務署へ問い合わせをするのが確実です。

税金関係や確定申告などは、
とても面倒で難しく感じますが…

すごく大事なことなので、
きちんと行っておくと
損せずに済むのではないかと思います!

スポンサーリンク

まとめ

  • 分娩の予約には、指定の期日までに定められた金額を「分娩予約金」として支払う必要がある産院が多い。
  • 分娩予約金を支払う年と実際に出産する年が異なる場合、出産した年に実際に支払った金額と共に医療費控除の確定申告を行うのが一般的。
  • 何かわからないことがあれば、わからないままにせず、お住まいの地域の税務署へ電話するのが確実。