人間ドックでHCV抗体陽性！感染経路不明で再検査→C型肝炎じゃなかった話

こんにちは！

さおりです。

先日、夫が受けた人間ドックで、
HCV抗体陽性を指摘されました。

HCV抗体陽性=C型肝炎？！

慌てて病院で再検査した結果
ウィルス検出されず、
C型肝炎ではなかった件ついて…

一連の流れや
病院で言われたことを、
こちらで紹介したいと思います。

人間ドックでHCV抗体陽性

1年に1回は会社の制度で、
人間ドックを受けている夫。

今回も早速、
届いた検査結果を確認。

ところが…

HCV抗体の基準値は、
0～0.9 S/COで陰性ですが…

夫の数値を見てみると、
1.6で陽性と記載されています。

身に覚えがない夫

ちなみに夫は、
2年前にもHCV抗体の検査を受けていて、
結果は0.3 S/COで完全な陰性でした。

C型肝炎ウィルスは、
空気や経口では感染せず、
血液を介して感染する為…

薬物や輸血はおろか、
注射針の針刺しなんて
年1の人間ドックの採血でしか経験がなく…

全く身に覚えがないとのこと。

ちなみに私自身も
最近検査を受けていて、
HCV抗体0.1で陰性。

現在は妊活中ですが、
夫婦間での感染もなく、
全くの感染経路不明。

クリニックで問診・再検査

「えーっと、何か人助けでもしましたかね？」

近くの消化器内科系クリニックに受診、
診察室に入るやいなや、
おじいちゃん先生に言われたセリフ。

感染者の血液・体液との接触でもない限り、
現代でC型肝炎に新しくかかるなんて、
考えられない為、そういう質問が出たのだと思います。

もし、医療関係者であっても、
C型肝炎患者に使った針を誤ってさしたり、
血を浴びるようなことがあっても、
感染しないこともある位、
簡単には感染することのない病気であると説明され…

夫が必死に、
身に覚えがないことを訴えると、
もう1度検査してみましょうとのこと。

HCV抗体検査だけでなく、
HCV-RNA検査では、
ウィルスが体内にいるかどうかを
しっかりと調べられるので…

もしもウィルスが検出されなければ、
C型肝炎ではないとのこと。

夫は、問診後に採血検査を行い、
お会計は初診料も含め、3,310円でした。

再検査の結果は

検査の結果を聞くべく、
1週間後に再来院。

HCV抗体Ⅱは、
1.06で今回も陽性だったものの
HCV抗体Ⅲでは陰性。

また、ウィルスが現在いるかどうかを示す、
HCV-RNAでは「検出せず」という結果に。

この検査結果を見てドクターからは、
「今現在ウィルスがいない=C型肝炎ではない」という答え。

ではなぜ、2年前HCV抗体Ⅱが陰性で、
何も思い当たる節が無いのに、
いきなり陽性になってしまったのか？と聞くと…

「そういう体質なのかな？」としか言えないとのこと。

また、今後、
人間ドックで毎回引っかかってしまったら、
その度に再検査の必要があるのか？を聞いたところ…

「自然には感染するようなものじゃないから、
針刺しとか血を浴びたとか、
血液感染するような身に覚えが無ければ、
気にしなくて良いと思う」とのことでした。

本当に本当に不思議な話ですが…

上記のような結果が出ることは、あるんですね。

全員が全員でなく、
人間ドックでHCV抗体が陽性
→本当にC型肝炎だった！という人もいると思うので、
もしも、HCV抗体検査が陽性だった場合、
再検査は絶対に受けるべきだとは思いますが…

もしも身に覚えが無いのであれば、
再検査で陰性と判断されることもあるので、
そこまで心配しなくても良いのかなと思います。

全く身に覚えがないのに、
C型肝炎抗体が陽性になってしまった人、
夫のようなこともありますので、
どうか気を落とさず…

前向きに再検査に臨んでもらえたらと、
この記事を書きました。

何か参考になれば幸いです。

↑ドックの結果をもらってから、
ガンと宣告された位落ち込んでいた人。

まとめ

• 人間ドックでHCV抗体検査が陽性になっても、C型肝炎ではないこともある。
• HCV抗体の検査は、HCV抗体ⅡとⅢがあり、Ⅱが陽性でもⅢで陰性と結果が出ることもある。
• HCV-RNA検査で、ウィルスが検出されなかった場合、現時点でC型肝炎ウィルスは体内になく、C型肝炎ではないと診断される。