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【不妊治療ブログ⑤】子宮卵管造影を受けてみた!検査の流れ・痛みを徹底解説

こんにちは!

2018年8月~妊活中、
2019年7月~不妊治療を開始した、
現在32歳のさおりです。

このブログでは、
妊娠を望む女性・ご夫婦の役に立てばと、
不妊治療の経過や受けた検査などについて、
紹介しています。

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さて…
先日のことですが、
子宮卵管造影検査を受けてきました!

卵管造影は、
不妊のスクリーニングとして有名で
最初に受ける人が多い検査ですが…

痛みを伴うなどの評判が多く、
少し怖気づいてしまいますよね。

私も、本当にドキドキしながら受けました。

そこで、この記事では、
子宮卵管造影検査を受けて分かった、
検査の詳細や痛みなどの個人的な感想、
かかる費用などについて紹介したいと思います。

子宮卵管造影検査ってどんな検査?

子宮卵管造影検査は、
子宮膣部からカテーテルを挿入し、
造影剤を子宮内から卵管へ流して、
レントゲン写真を撮る検査です。

検査の目的

子宮頚部・子宮内腔の形状や
卵管通過性の診断が検査の目的。

また、使用できる造影剤は、
油性と水性がありますが…

油性の造影剤を流すことで、
卵管の通過性を良くする目的を兼ねて、
治療の一環として行う病院もあります。

検査が可能な時期

生理直後で
出血が完全に無くなってから、
排卵前までの時期。

水性の造影剤の場合は、
1日で検査が終わるそうですが…

油性の場合は、
造影剤を注入した日とその翌日以降に
もう1度レントゲンを撮る必要があり、
検査には、2日間必要になります。

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検査の流れと実際に体験した感想

この記事では、
私が受けた油性の造影剤での
検査の流れについて紹介します!

1.着替えをして検査室へ

私は、ワンピースで行ったので、
着替えを持ってきてくれた看護師さんから
「そのままでもいいよ」と言われたため、
下着だけ脱いで検査室に行きました。

その際、荷物は全てロッカーに入れ、
あらかじめナプキンを付けた下着だけ持って、
寝たままレントゲンの撮れるベッド?機械の上へ。

※ちなみに病院からの案内では、
痛み止め坐薬(ボルタレン)希望の人は、
検査30分前に来て受付に頼めば
もらえるとのことでしたが…

私は坐薬が嫌だったので、
看護師さんに確認して、
検査30分前に自分で持参した
ロキソニンを飲んでおきました。

2.子宮膣部を消毒後、バルーンカテーテル挿入

検査室では、
「仰向け・立膝」の体制を指示され、
先生が来るのを待つこと数分。

看護師さんからは、
「緊張しますよね~大丈夫ですよ~。
身体に力入っていると痛いので、力抜いておいて下さいね~。」
なんて言われましたが…

そのセリフとこの待ち時間自体が
緊張を誘ってるよ~って感じで、
なんか気まずい雰囲気。笑

そんな時間を経たあとに、
やっと先生が来て、
あっという間に消毒、
カテーテル挿入まで素早いこと!

そこまでは、
普段の内診と同じような感じで、
意外と大丈夫なもんだな~なんて思っていました。

3.カテーテルの先端のバルーンを膨らませ、造影剤注入

あっという間に入った
カテーテルが膨らみ始めた時…

あれ…なんか痛い!

そう思ってから、
ジェットコースターが落ちる時の様な速度で、
ものすごい痛みと痛みのあまり眩暈というか、
気を失いそうなくらいの気持ち悪さがやってきて…

明らかに造影剤が入ってくる感じと
その時の圧がほんっとーに痛くて。

さおり

痛い痛い痛い…!!!!!!

絶叫せずにはいられませんでした。笑

例えるならば、
ひどい生理痛のさらに重いバージョン。

それが何秒間の間で段階的に、
子宮の中に痛みが広がって、
痛みの強さもどんどん強くなって…

ピークに達しても逃げられない苦しみ。

正直、想像以上の痛みで、
たぶん32年間生きてきた中で
1番の痛みでした。

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4.造影剤を流しながらレントゲンを2枚撮影

卵管采まで造影剤が到達した時点で1枚、
さらにそこから造影剤が流れ出た時点で
2枚目のレントゲンを撮影という流れ。

1枚目の写真を撮る前から、
すでに痛い痛いと絶叫していた私。

叫びまくる私に先生からは、
「1枚目の写真撮るよ!」と
私の叫び声を一蹴するさらなる声量で叫ばれ…!笑

痛さに苦しみながら、
なんとか静止する私。

2枚目取る時は痛さのピークでしたが、
また「2枚目の写真撮るよ!」と声をかけられ、
なんとか静止して撮影し、検査終了。

検査終了後、
手はガンガンにしびれて感覚がなくなり
気を失う1歩手前で呆然。

看護師さんに助けられながら、
検査室を後にしました。

5.回復室で休み、1日目の検査終了

ベッドに横になって休んでいると、
だんだん手のしびれも取れてきて、
お腹の痛みも普通の生理痛位までに。

ただ、足のむくみが結構あって、
生理中の感じによく似た感じ。

15分位休憩した後、
とりあえずこの日はこれで終わりの為、
会計をして家に帰りました。

帰宅後については、
ずっと生理痛のような感じで、
足のむくみと下腹部の痛み、
少量の出血がありましたが…

翌日には、
出血も痛みもなくなりました。

6.翌日以降で3枚目の腹部レントゲン撮影

私の病院では、
翌日以降7日以内に、
3枚目のレントゲンを
撮影することになっていて…

1、2枚目のレントゲンでは、
卵管の通過性を確認。

3枚目のレントゲンでは、
造影剤の散らばった様子を見て、
卵管水腫や子宮内膜の癒着の有無を
確認できるそうです。

私は1回目の検査の翌々日に、
レントゲンを撮りに行きました。

この日は、着替える必要もなく、
この前造影剤を注入したときと同じ、
横になって撮れるレントゲン室で、
写真を一枚撮影。

いよいよ結果説明です。

7.結果説明

診察室に呼ばれ、
3枚の写真を先生と一緒に確認。

1枚目の写真では、
白く映る造影剤が
細い卵管を通っている様子。

2枚目の写真では、
卵管采から造影剤がこぼれだしている様子。

3枚目の写真では、
白い造影剤が散らばっている様子。

3枚の写真から、
卵管や子宮に異常は見られないという結果でした。

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卵管に異常がなくても痛い人は痛い

この検査で強い痛みを感じる理由は、
以下の3つと言われていて…

  • 子宮にかかる圧
  • 卵管が狭い・詰まりがある
  • 心理的要因(絶対に痛いという思い込み)

造影剤を流すことによって、
子宮にかかる圧で
痛みを感じるという物理的原因のほか…

卵管が狭かったり詰まりがあれば、
おのずと痛みが強くなるという話や
そもそも「絶対に痛い」という思い込みを持って、
構えてしまうために身体に力が入ってしまい、
余計痛くなってしまうということもあるそう。

私の場合、
看護師さんに言われた通り、
なるべく身体に力が入らないようにしていましたし…

ロキソニンを飲んでいたので、
ある程度安心感があって、
心理的要因で痛みが強かったとは考えにくく。

また、検査結果では異常なしとの判定、
詰まりや極端に狭かったということもありませんでした。

つまり、造影剤を流す際の圧だけで、
純粋にものすごい痛みを感じたということ。

私は、検査後てっきり、
あんなに強い痛みがあったってことは、
卵管に異常があるんだ…と、
勝手に思い込んでいました。

もう本当に本当に思い詰めて、
何時間もインターネットで調べまくって、
それでも怖い気持ちが拭い去れなくて、
まるで自分がガンだと宣告されたようなそんな気分。

でも、結果は全く問題なかったんです。

だから、子宮卵管造影検査を
これから受ける方に、
声を大にして伝えたいのは…

すんごく痛くても何でもない人もいるってこと。

詰まってなくても、
卵管に造影剤なんて流されたら、
痛いはずなんですよ。笑

検査するお医者さんの腕とか体質とか、
きっと痛みを感じる原因は無数にあるはず。

だから、もしも痛くても、
結果を聞くまでは落ち込む必要はないと思います。

私自身、気絶するくらい痛かったけど、
何もなかったですから!

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検査前・後の注意点

今回の検査に際して、
病院から案内があったのは以下の注意事項。

注意

  • 生理の初日から検査日まで必ず避妊する(性交しない)こと。
  • 検査直前の食事は軽めにすること。
  • 体調がすぐれない時はキャンセルすること。

検査後(造影剤を注入した日)の注意事項

  • シャワーのみ、翌日から湯舟OK。
  • 性交NG、翌日からOK。
  • 激しい運動はNG、翌日以降は体調次第でOK。
  • 出血は、3~4日続くことあり。
  • 2日目のレントゲン撮影までの間、バリウム検査をしないこと。

検査を経験して個人的に思ったこと

  • 痛みに弱い人、自信がない人は、迷わず坐薬を選択するのがおすすめ!
  • 私は、生理痛でいつも飲んでいるロキソニンを飲みましたが、全く効かなかったです。
  • 検査後は、痛みがあるかもしれないので、できるだけ着替えなくていいような格好で行くと楽だと思います。

子宮卵管造影検査の費用は

子宮卵管造影検査は、
使う造影剤やカテーテルなどによって
自費の場合と保険適用の場合があるようですが…

私の病院では自費で、
1日目の造影剤を流す検査で10,800円、
2日目のレントゲン撮影・結果説明で3,240円。

総額14,040円でした。

子宮卵管造影検査は、
卵管や子宮の異常が分かるだけでななく、
油性の造影剤を流すことで、
卵管の通りを良くする治療の一環でもあり…

検査後何か月間は、
ゴールデン期間と呼ばれて、
特に最初の3か月間、妊娠率が向上し、
この検査のおかげで妊娠できる人もいるようです。

費用は、少し高めですが、
治療の一環として考えると妥当な金額かも。

私も「痛い思いをしてやってよかった!」と思えるよう、
ゴールデン期間の間に妊娠するため、
今後の検査や治療をがんばっていきたいと思います!

※追記

実は、この子宮卵管造影を受けた周期に、
無事妊娠することが出来ました!

本当に本当に痛かったですが…
今では「やってよかった」と心から思っています。

これから子宮卵管造影検査を受ける方、
痛みに負けずにぜひ頑張ってくださいね!

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まとめ

  • 子宮卵管造影検査は、造影剤を子宮内から卵管へ流して、レントゲン写真を撮る検査。
  • 子宮頚部・子宮内腔の形状や卵管通過性の診断、油性の造影剤を流すことによって通過性を上げる目的で行う。
  • 痛みを伴う可能性のある検査で、痛みを感じる程度は人それぞれ。
  • 卵管や子宮に異常がなくても、激痛に感じる人はいる。
  • 病院によって費用は異なり、私が受けた病院では総額14,040円でした。